カラダが健康なら、会社の品質も収益も、日本経済も健全なお話。

投稿日: 2016年8月27日  | カテゴリ: ★元気なカラダ、気になる姿勢

カラダが健康なら、

会社の品質も収益も、

日本経済も健全なお話。

 

 

 

 

昨年から現場作業のある会社の

安全大会で姿勢科学の講演を

させていただく機会を

何度かいただいています。

 

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実は私、6年前まである会社で

物流関連の仕事をしていて、

国内も海外も出張先は倉庫と工場。

 

安全と品質と労働生産性を

担当してました。

 

だから、

自分の体を動かして働く、

現場の肉体労働

作業をされる方たちの中に行くと、

とても懐かしい空気を感じます。

 

 

あの頃はフォークリフトの

オペレーションや船や飛行機や

トラックや鉄道の輸送や

倉庫の管理が専門でしたが、

今は人のカラダの

安全と品質と生産性が専門。

 

私の中では

どちらも同じカテゴリーです。

 

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大きな事故は、

ヒューマンエラーで起きる。

 

ヒューマンエラーは、

健康な体を保つことで
未然防止できる確率があがります。

 

なぜなら体が健康でないと、

どんなに「注意します」と言っても、

「こう動きましょう」と決めても、

頭でわかっているのに

体が思うとおりに

動かないことがあります。

 

 

神経も筋肉も関節も、

正常に、問題なく働く状態が、

よい姿勢の状態。

 

“パーフェクトヒューマン”までは

目指さなくていいけど、

ある程度「正常に働く体」でいることは、

安全のためにも大切なことです。

 

働く人たちの健康は、

企業の収益、

日本経済をも左右します。

 

在日米国商工会議所(ACCJ)と

欧州ビジネス協会(EBC)が

共同で発表した

「ACCJ-EBC医療政策白書2015年版」には、

こんな数字があります。

 

日本で働く人の

疼痛による欠勤での損失882億円、

疼痛を我慢して出勤しての

生産性低下による損失526億円、

疼痛を原因に転職したことによる

損失1,967億円、

疼痛を原因に

退職したことによる損失345億円。

 

 

疼痛だけでも、

合わせて

年間3,720億円の経済損失がある、

という試算です。

 

(出典:ACCJ「疾病の予防、

早期発見および経済的負担に関する

意識調査:報告書 確定版」

(全国5千人対象)2012年7月)

 

 

誰かが欠勤すると業務が滞る。

穴埋めに同僚が予定外の残業をする。

 

欠勤が続いたり、

より多くの人の欠勤が増えると、

その分の業務量が増えた人の

健康も脅かされる。

 

また、体調不良を抱えながら

出勤している人もいて、

職場における労働生産性は

常に100%とはいきません。

 

また、体調不良を原因に転職や

退職した場合にも、

退職金、求人と雇用、などが発生します。

 

 

このように、働く人が健康を害すると、

目には見えない損失が

山ほど生じます。

 

精神疾患、疼痛、感染性ではない慢性疾患、

感染症またはウイルス感染、

けがまたは身体障害により、

日本人が健康なまま働き続けていれば、

失うことはなかった

と考えられる損失金額は、

なんと、年間合計2兆27億円(!)になるそうです。

 

 

同じ報告書の中で、

「過去1か月に

何らかの痛み(ちくちく、ひりひりも含む)を

感じたことがあるか?」という質問に、

調査対象者5000人の

約60%が「ある」と回答。

 

このうち、0~10の痛みのレベルで

「5」以上が3カ月以上

続いた563人の対象者に

「痛みによって

日常生活にどんな影響が出ましたか」

という質問をしたところ、

46.7%の人が

「気分が落ち込んだ」と回答しています。

 

改正労働安全法で、

企業は毎年従業員に

ストレスチェックを行うことが

義務付けられました。

 

これは、

働く人のメンタルヘルスの問題が

拡大していることのあらわれです。

 

 

実は、心と体の関係でいうと、

姿勢が うつ の症状に与える

影響についての研究報告もあります。

 

姿勢よく過ごすことは、

ココロもカラダも

健康に元気に保つことに直結します。

 

一人一人が自分の体を大切にし、

健康で過ごしていくことで、
企業の経営を安定させたり、

日本経済を元気にする

原動力にしていけるよう、

体のこと、姿勢のこと、

より多くの人に

知っていただく機会を
もっと提供していかなくちゃ! ですね。

 

 

体の話、講座、講演、

リクエストありましたら

ご連絡ください。

 

 

 

よい姿勢・健康なカラダ・元気な未来

姿勢専科・KCSセンター恵比寿

電話  03-6755-5823

メール shiseibijin@beedama.ciao.jp

 

 

 


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