うつと姿勢の関係
昨年末から姿勢のケアをはじめたお客様。
初めてお会いした時には
心も体もつらそうで、
近所にお住まいなんだけど、
お店まで歩いてくるのもやっと、という様子でした。
それが、
最近はかなり調子がよくなってきていて、
当初と比べて表情もだいぶ和らいで、
笑顔が増えてきました。
その方が、壁に貼ってあった
「姿勢とうつの関係」の研究報告のレポートを
ご覧になって、
「私、去年までは完全にこれだったわー」
としみじみとつぶやいてました。
お客様がご覧になっていた部分が、これ。
↓↓↓
厚生労働省 みんなのメンタルヘルス
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html
10年ほど、この症状があって
つらかったそうです。
今、世界的に、子供から大人まで、
うつ病の患者が増えている、
と言われます。
でも、その症状、
姿勢が原因で起こることもあるんです。
たとえばこんな感じ。
姿勢の変化
↓
筋肉や関節の動きが悪くなり、
体にかかる負担が増える。
疲れやすさを感じる。
神経伝達がうまくいかなくなる。
↓
悪い姿勢の固定化
↓
体の不調が続く
↓
体の不調がつらい
↓
気持ちに余裕がない。
心の不調
このお客様の場合は、
こういう状態だったわけですね。
もともと「うつと姿勢の関係」の研究は、
うつの方の姿勢が非常に悪いケースが
多いのが気になったので、
実際にうつ病と診断されている方と
そうではないケースとで
姿勢を比較してみる、
ということをしたのですが。
その時の研究では、
うつの方は、
通常のケースと比べて、
頸椎の状態が特に悪い、
という結果でした。
毎日を
「物事を悪いほうに考える」
「死にたくなる」
という状態で過ごされていた方に、
「姿勢がよくなる」
ただそれだけで
笑顔でいられる時間が
増えていく。
そのことが、
私たちにとっても
何よりうれしいし、
本当に
「よくなってくれてありがとうございます」
と心から思います。
このような症状で悩まれている方には、
薬だけに頼るのではなく、
姿勢を変えることも試していただきたいな、
と思います。
姿勢専科・KCSセンター恵比寿
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