猫の日に猫背のお話
昨日は「脱・猫背塾★」
ということで、
猫背と姿勢について
お話しする時間をいただきました。
猫背だ! と言われるとみなさん、
胸をはったり、
肩甲骨を動かしたりするんですけど。
ノンノン。
それは大間違いですよ。
体をいためちゃいます。
……ってな話で、
大いに盛り上がり、
楽しい時間となりました。
参加いただいた皆さん、
ありがとうございました。
また来月も開催しますので、
見逃しちゃった方は
お楽しみにしてください。
さて。
学校保健安全法の一部改正で、
今年4月から、
日本の学校や各家庭で、
子どもたちの運動器等に関する検査を
実施していくことになっています。
↓↓↓ 以下、引用 ↓↓↓
平成26 (2014)年4月30日に
文部科学省から「学校保健安全法の一部改正」により
「運動器等に関する検査を必須項目に追加」され、
平成28年(2016)年4月1日より実施されます。
すなわち、 これまで運動器(整形外科)疾患としては、
脊柱側わん症や胸郭の検診項目が実施されていますが、
新たに上肢・下肢などの四肢や
骨・関節の運動器障害についての
検診項目が加わりました。
↑↑↑ 引用おわり ↑↑↑
運動器の10年 「学校での運動器検診の手引き」
はじめに、より
http://www.bjd-jp.org/medicalexamination/guide_0.html
残念ながら、
今の日本の家庭や学校では、
今までの脊柱側わん症のチェックも
まだまだ充分できているようには見えず、
そもそも、側わん症についての理解も
進んでいない感じ……。
(これを読んでいるあなたは 側わん症をご存じですか?)
「よくある質問とその回答」を
見てみたところ。
↓↓↓ 以下、引用 ↓↓↓
Q12: 「姿勢や歩行の状態については、
保健調査票の5に猫背や歩行異常があれば
保護者が記入し学校に連絡し、
養護教諭は学級担任、体育担任教諭に
指導もしくは学校医に連絡する。」
とありますが、
具体的にどのようにするのですか?
いわゆる猫背は学校授業で背筋を伸ばす指導を
学級担当教諭にしてもらい、
歩行異常は個別もしくは集団で体育担任教諭に
授業中に正しい歩容の指導をしてもらい、
改善しなければ整形外科を受診するように
養護教諭から学校医に連絡する等があります。
↑↑↑ 引用おわり ↑↑↑
運動器の10年 「学校での運動器検診の手引き」
よくある質問とその回答、より
http://www.bjd-jp.org/medicalexamination/guide_faq.html
あなたは、
おうちでチェック、できますか?
学校の先生、
猫背の背筋を伸ばす指導とか、
正しい歩容の指導、ばっちりですか?
もちろん、
日本の未来をになう子どもたちの体に
異常が起きていることが大問題で、
チェックすること、
指導することが
すごく大事で、必要だから
こういう法律の改正があったんです。
でも、 法律だから、とか、
義務だから、とかじゃなく。
せっかくの機会なので、
みんなが体のコト、
姿勢のコトを ちゃんと理解して、
子どもたちに 正しく伝えることができたら、
もっといいなあ、 と思うんです。
子どもたちにも、
「なぜ姿勢をよくすることが大事なのか」
を伝えて、理解してもらったら、
自分で気をつけてくれるようになるし。
「ああしなさい」
「こうしなさい」 じゃなくて、
「こういう理由だから こうした方がいいんだよ」
ってきちんと説明して伝えたら、
自分の体なんだから、
自分でなんとかしようと してくれるものです。
大人だろうと子どもだろうと、
自分の体は 自分自身が一番の
プロフェッショナルなんだから。
まだまだ私たちの声は
ちっちゃいけれど、
もっともっと
多くの人に届けていかなくちゃ
いけないなあ、
って思う次第です。
体のコト、姿勢のコト、
少しずつでも知ってみませんか?
そういう場を提供してます。
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